北京市の軌道交通

2022-06-07

2019年12月現在、北京市の軌道交通網の運行路線は23本、総走行距離は699.3キロ、駅は405駅(乗り換え駅62駅を含む)に達しています。そのうち、地下鉄1号線と2号線は最も古い路線であり、市内の主要路線でもあります。

運行時間は5:00~23:00時前後になりますが、各路線が若干異なるため、各々のお知らせをご確認ください。

運賃については、目的地までの距離によって異なります。6キロ以内(6キロを含む)の場合は3元、6キロから12キロまで(12キロを含む)の場合は4元、12キロから22キロまで(22キロを含む)の場合は5元、22キロから32キロまで(32キロを含む)は6元になります。32キロ以上の場合は、1元増えるごとにさらに20キロ乗車でき、運賃の上限額は設けられていません。

首都空港線、大興空港線、西郊線に乗車する場合は、別途チケットを購入する必要があるので、ご注意ください。地下鉄首都空港線の片道料金は25元、地下鉄大興空港線(大興空港駅〜草橋駅)の片道料金は10~50元になっています。

支払い方法

1.現金決済

チャージ機能が付かない自動券売機は、1元の硬貨、5元、10元の紙幣がご利用いただけます。自動チャージ機や自動券売・チャージ機は10元、20元、50元、100元の紙幣がご利用いただけます。

人工対応窓口では一般的に全ての流通通貨が利用できますが、一部の駅には人工対応窓口が設置されていません。

2.モバイル決済

(1)乗客はインターネット予約受取専用機で携帯電話のQRコードをスキャンすれば、乗車券を受け取って乗車することができます。ゲートにQRコードによる乗車対応の器械が設置されていれば、携帯電話のQRコードをスキャンするだけで乗車することもできます。

(2)北京公交、億通行、北京一卡通というアプリのQRコードを利用して乗車することができます。現在、北京軌道交通機関で使われるモバイル決済は銀聯雲閃付(Union Pay)、微信(ウィーチャットペイ)、支払宝(アリペイ)の三種類です。

(3)2020年6月30日から、乗客はAlipayの「北京地下鉄乗車-億通行」というミニプログラムで北京都市軌道交通機関の電子チケット(片道)を購入し、そのコードをスキャンして乗車できます。

人気観光スポットの地下鉄利用案内

1号線:西単商店街、天安門広場、故宮博物院、王府井商店街、軍事博物館(北京西駅)

2号線:北京北駅鼓楼駅、雍和宮、三里屯、前門大柵欄

4号線:頤和園、北京大学、清華大学、中関村商業区、中国国家図書館、動物園、北京南駅

5号線:天壇、雍和宮

6号線:南鑼鼓巷

8号線:水立方、鳥巣(国家体育場)、オリンピック緑地、中国科学技術館、中国民族文化公園

15号線:オリンピック森林公園

beijing.gov.cn

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