夏は遊覧船で北京を巡ろう!爽やかで心地よい~

2022-06-16

水しぶきを上げて進む遊覧船は、夏の暑さを忘れ快適に過ごしていただけます。夏に北京を訪れれば、是非とも遊覧船に乗船して古都北京の景色や文化を体験しましょう!

皇家御河遊覧船

御河は、「長河」とも言います。清代乾隆年間、この河川が整備されて皇室用の河道に改修したため、「御河」と呼ばれてきました。光緒年間に至るまで、清の慈禧太后(西太后)が頤和園へ避暑に行く水路となり、「慈禧水道」とも呼ばれるようになりました。

御河は、歴史文化、人文景観、自然景観を一体化した古い河道です。西山山脈の麓に端を発し、昆明湖を経て海淀区の麦荘橋まで、南東に折れて西直門の高梁閘に至り、そこから徳勝門水関に合流して積水潭に注ぎます。全長は30余キロに及んでいます。

頤和園にはこんな観光ルートがあることをご存知の方は少ないかもしれません。船で御河を沿って頤和園に到着し、慈禧太后と同じような水上観光を体験しましょう。途中、立派な古い建物や水面に映った景色を楽しむことができます。

乗船場は紫竹院公園内の紫御湾埠頭(紫竹院公園の北門付近)、下船場は頤和園の南如意門埠頭です。全行程は約35分、乗船券は1人あたり100元です。営業時間は10:00~16:00まで、普通は1時間おきに出航します。 チケットは、携程や大衆点評などのECプラットフォームで、「皇家御河遊」というキーワードで検索して購入することができます。

亮馬河遊覧船

北京市に遊覧船で景色を楽しむところは公園だけでなく、亮馬河でも楽しめます。亮馬河の燕莎橋埠頭から出発し、朝陽公園の藍色港湾埠頭まで1.8キロメートル、約40分の船旅が楽しめます。

昼と夜で全く異なる川の景色ですが、最も印象に残るのは夜の亮馬河です。周囲の景観もグレードアップし、星空の海に漂うようです。柔らかな春の景色と明るい夜景が混ざり合い、異国情緒が顔をなでてきます∼

さらに驚くべきことに、ここには三峡ダムと同じ水上エレベーターが設計されており、子供や大人はが北京にいながらにして水門を体験できます。

景勝地の公式アカウント「亮馬河国際風情水岸游船」をフォローしておくことを忘れないでください。チケットの数は限定されているので、早めに予約した方がいいです。なお、風力階級が4以上の大風や雷雨に見舞われた場合は、基本的に運航中止となります。

通州大運河遊覧船

晩春や初夏の侯、大運河は翠柳や花に彩られた紺色のリボンのような姿になり、ひときわ美しい。

大運河遊覧船の観光航路は、二号埠頭から漕運埠頭までノンストップで往復し、所要時間は約60分です。運河奥体公園二号埠頭から出発して遊覧船に乗り、南に向かって六つの大きな橋を渡り、漕運埠頭に到着してから引き返します。途中、運河奥体公園、十七都市親水平台、大運河森林公園、漕運埠頭、観景閣など美しい景色を見ることができます。

遊覧船は1日4便通常運航し、午前9:30、10:30、午後14:00、15:30に各1便出航します。必要ならば、土日祝日も11:30と16:30のコースが適宜に増便されます。乗船券は通常1人あたり150元、割引価格は1人あたり75元です。現地のチケット売り場で購入することでもいいし、WeChat公式アカウント「運河奥体公園」からオンラインでチケットを購入することができます。

航行可能な水域には、二号埠頭、柳蔭埠頭、漕運埠頭という三つの埠頭があります。二号埠頭と柳蔭埠頭の大型の遊覧船に加え、漕運埠頭では小型の遊覧船も多数運航しています。(陳丹丹 訳)

北京旅游网翻译

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