『五星出東方』劇団は8月3日深圳へ行って、8月5日夜に深圳大劇場で登場し、文華賞選考前の全国ツアーをスタートした。複数の専門家からアドバイスを受け、これまでのツアーの経験を踏まえた上で、今回の『五星出東方』は変更された。北京演芸集団副総経理、舞劇『五星出東方』プロデューサーの董寧氏によると、主人公ボンの運命は非常に大きく変更され、舞台の最後には「生々流転」という一節が新たに加えられ、犠牲の前にこの腕あてを精絶城の首領に与え、精絶城の民に与えたという意味を込め、中華民族の運命共同体のテーマはより明確で集中している。

また、ダンスパートのリズムや長さなどにも磨きをかけ、マルチメディア映像や字幕コンテンツなどの内容も調整した。今後『五星出東方』は新疆ツアーに向かい、新疆の公演団体とも共演する予定だ。劇中でヒロインを演じる新疆ダンサーのグリミナさんは、「故郷へのラブレターとして作ったのですが、腕あては私たちにとってはとても馴染みなものです。故郷の人たちが舞台に出てくる文化財の物語を感じ、深い意味を感じてくれることを願っています」と述べた。

『五星出東方』の制作会社である北京演芸集団党委員会書記、趙佳琛理事長は、作品を引き続き充実させ、鳴り響き、広まり、残られる作品になることを目指すと明らかにした。