バーチャルファッションショー、3D プリントアパレル... 北京ファッションウィークでは、テクノロジーの要素が大きなハイライトとなり、テクノロジーとファッションを組み合わせ、デジタル経済がファッション産業にもたらす変化を示す発表ショーが行われた。

北京ファッションウィーク期間中、ファッションブランド「ArtFusion Ace (アートフュージョンエース)」が王府井の歩行者天国で2023年春夏コレクションのファッションショーを開催し、自然界からデジタル化されたスタイリッシュで前衛的なビジュアル饗宴を披露した。

デジタルファッションは、デジタル化された仮想現実とクラウドコンピューティングが融合した高度に没入的な仮想世界である。今回の発表では、デジタルテクノロジーを取り入れ、ショー会場でバーチャルモデルのファッションショーシーンを演出し、観客の体験感を高めた。ブランドデザイナーは、「風が回転する形」をモチーフに、スカートの風に合わせて回転する形と、軽い生地で風向きの浮遊感を表現し、ファッションの要素を取り入れた衣類単品をデザインした。

北京老舗の大華ファッション傘下のブランドピュアタッチは今年も北京ファッションウィークに登場し、王府井歩行街で「山水都市」の新制品発表ショーを開催し、建築芸術をデザインのヒントにし、カラーアートで多様な表現を支え、テクノロジー畑で現代のファッションを探求する。会場に登場した55組のデザイン作品は「洗練された社交主義」「詩的な田園」「色あせた格好」「都会の旅人」の4章に分かれ、人と都市、自然が融合して共生する都市の生態を描く。