同和居は、北京で最初に山東風味の中華老字号料理を扱った料理店で、1822年に開業した。山東料理を主とし、「同懐和悦」を意味する「同和居」という名前をつけた。同和居の鱈は、おせち料理に欠かせないものの一つである。

この店の鱈は、トゲの多い川魚の代わりに深海ダラを選び、旨味あふれる魚介類を添えている。同和居の鱈は、形は雪のようで、玉のように白く、 魚肉はみずみずしく、味は少塩少し甘く、糟溜特有の香りが歯に残って、後味が心に残る。