戒台寺の歴史は悠久であり、規模が広大で、神殿がたかだかとそびえ立って、風景が美しい。戒台寺は西暦622年に建てられ、今まで既に1400年の歴史が持っており、この寺のもとの名前は恵集寺であり、明朝英宗皇帝は「万寿禅寺」と名付けた。寺の中で全国最大の仏教禅寺があることで、仏教最高戒律である菩薩戒を教授することができるので、「天下第一壇」の名誉がある。

戒壇は青石で積み上げた高台で、仏教弟子が戒を授ける場所である。この戒壇の高さは約3.25メートルで、三階に分けて、品の字形をしている。毎階の締めたところは仏壇があり、その中に113の表情の異なる戒神を祀って、非常に精美であり、壇頂で仏祖の塑像を供奉し、荘厳のように見える。

戒台寺の古ライラック、牡丹は清の乾龍皇帝の賜るもので、その歴史は200年に達した。寺は北方寺院の弘大な気勢もあるし、江南園林の清らかで静かな趣もある。中国仏教の有名な寺であるだけではなく、よく知られている観光地でもある。

戒台寺はドラマ『甄嬛伝』のロケ地でもあり、多くのドラマのファンが名を慕ってここへ観光する。　　　　

住所：北京市門頭溝区永定鎮馬鞍山