北京の伝統的な健康軽食 豆汁と焦圈がお勧め!

2023-01-16

「北京の独特で伝統的な軽食はなんですか」と北京が地元の人に聞くと、ほぼ100%の人が、豆汁(ドウジー=緑豆汁)と焦圈(ジャオジュエン=揚げドーナツ)と答えるほど、お勧めの人気軽食があります。Aちゃんの大好物でもあります。

豆汁を飲む歴史は宋王朝(960~1279)の時代に遡ります。およそ300年ぐらい前の清の乾隆18年(1753年)、豆汁はついに皇帝にも認められ、清皇帝御膳のメニューにも組み入れられました。

Aちゃんは日常的に豆汁を飲んでいます。今回「老磁器口豆汁店」に来ました。豆汁を頼むと、一緒に漬物が付いてきます。そして、小麦粉を輪の形に揚げた焦圏を一緒に食べるのが、お決まりです。お店の人が炒めたての麻豆腐をすすめてきたので、一緒に注文…これは、緑豆から春雨を作った時に出る搾りかすで、羊の油で炒めたものです。

豆汁はもともと、でんぷんや春雨を作ったあとの残り汁だったのです!上質の緑豆の粕を、デンプンでろ過した後、残った粕を発酵させて作った汁です。豆汁は、緑色をおびた灰色で、わずかに酸味と渋みがあり、口当たりが滑らかで後味が長く残ります。

本場の豆汁の飲み方は、お椀を持つのが熱いうちに、少しずつすすりながらゆっくり飲みます。焦圏は、よく捏ねた小麦の生地を平に伸ばし、ドーナツ型に型を抜いて、油で揚げたものです。出来上がった焦圈の色はキツネ色で、パリパリとして香ばしく、ブレスレットのような形をしています。

豆汁は酸味と渋みがあり、焦圈はパリパリとして甘味があります。漬物や塩辛いものと組み合わせて食べてると、様々な味が楽しめます。なんと言っても、豆汁の味を好きになると、ついつい飲みたくなります。健康にもいいし、それがこんなに美味しいだから、皆さんもぜひ飲んてみてくださいね。

中国国際放送

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