「燕京八景」 春の観光にもってこいの場所

2023-03-07

「燕京八景」は金代明昌年間に名づけられ、後代の文人が次々と詩を題することで、有名になって、清代の乾隆皇帝は八景の定めを主宰し、この八景の中で、一部分は春の観光にもってこいの場所である。

琼島春陰

乾隆が北海公園へ遊びに行くとき、見渡す限りの景色を見て、非常に興が湧いて、詩を題して、「琼島春陰」の四つの字も書いた。乾隆皇帝の詩から、その時、琼島の春は非常に美しくて、心を晴れやかにし、さすが「燕京八景」の一つである。

「琼島春陰」の碑は琼島の東北角にそびえたっている。北海公園の東のドアから入ると、漢白玉の橋を渡り、右へ曲がるとこの碑が見られる。この碑は長方形で、碑の四枠は枝だ枝模様の飾りが刻んで、南向けの面には乾隆の直筆「琼島春陰」の四つの文字が刻んで、北向けの面には乾隆の詩を刻んでいる。毎年三月、四月になると、石碑のとなりのレンギョウと紫の雲のようなライラックは咲き誇り、古色蒼然とした石碑と心を晴れやかにする花が映え、観光客をひきつけてここで写真を撮るに来る。

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金台夕照

地下鉄10号線金台夕照は燕京八景の「金台夕照」から由来した。金台のストーリは二千五百年前の燕昭王が「千金を台におくことによって、天下の士を招致する」、すなわち大金をもって天下の豪傑を招致する。毎年春分、秋分の前後になると、夕陽が沈んだ後、少しの間太陽光線が照り付けて、その台の地勢が高いため、一面の金色が呈している。

現在、北京の東三環は依然として「金台夕照」の碑を保存しており、碑の正面には「金台夕照」の四つの文字があり、背後には七言律詩がある。

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西山晴雪

北京西北郊の西山山脈は「神京右臂」とも呼ばれ、西山は北京西郊外の連綿たる山脈の総称であり、太行山の余脈である。

燕京八景の一つである「西山晴雪」は西山雪の後の雪化粧景色を指し、春の三月万本のあんず木の花が雪のように西山をカバーする景観も指し、燕京八景の中で唯一「一景両看」の景観となる。

最近、北京西山国家森林公園は引き続き「西山晴雪」春の景観への復元と構築に力を入れて、新に山桃、山杏十万余り本を植えて、「西山晴雪」の盛況を再現下。毎年三月の中下旬に、公園の「西山晴雪」のベスト観光スポットは園区内の「梅園」区域である。梅園は公園の南部に位置しており、三面は山に囲まれて、峰々は交差し、山一面の梅花は雪のように、春の光は水のように揺れている。

現在、「西山晴雪」はすでに西山国家森林公園の景観の名刺となり、観光客が花見のに行かなければならない場所となった。

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蓟門煙樹

燕京八景の一つである「蓟門煙樹」の名前は唐代詩人李益の詩『秦城』から由来した。

現在、このスポットは北京北三環蓟門橋の南側に位置している。蓟門煙樹の中の「蓟門」は西直門北の元大都城壁跡の西の部分を指し、この城壁は土で構成され、元代末期明の軍隊が大都を陥落した後、その北側の城壁を南に5キロメートル移し、蓟門煙樹の城壁は廃棄されたが、土の城壁跡に樹木が生えることで、「蓟門煙樹」と呼ばれるようになった。

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居庸畳翠

居庸関は北京市昌平区に位置しており、情勢は険しいので、古くからは兵家の奪うところである。中国長城はすでにユネスコ『世界文化遺産リスト』に登録され、居庸関は長城の中で古くから名高い関であり、居庸関長城は万里の長城の重要な部分である。

夏になると、「燕京八景」の一つである「居庸畳翠」は約束通りやって来る。その時、ここは清流がぐるりと流れ、翠峰が重なり合っていた。

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玉泉趵突

金代は玉泉山で皇室行宮が建設しており、金章宗は玉泉が湧き出る景観を「玉泉垂虹」と名づけられた。清代の乾隆皇帝は玉泉山静明園を増築する時、「垂虹」は泉は上から下へ流れると思って、玉泉は山東済南の「趵突泉」のように、底から上に湧き上がるので、「玉泉垂虹」を「玉泉趵突」に名前を変わった。

現在の昆明湖に流れているのはもう玉泉の水ではなく、京密導水路から導入した密雲ダムの水であるが、玉泉山の宝塔が湖の中で映る影響は依然として昆明湖の素晴らしい景色である。

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盧溝暁月

盧溝橋は金代に建築され、アーチ型の大石橋であり、全長は266.5メートルで、広さは9.3メートル。盧溝暁月は11の橋の穴があり、橋脚は10本ある。

なん百年もたっても、月が昇る時、人が橋の上に歩いて、欄干にもたれてはるかに眺め、両岸の樹木は茂って、しだれ柳が揺れて、遠くの山が見え隠れている。近くの橋下を見ると、水面の波が清らかである。橋の上を顧みると、点在している月の光は銀のように、昔の「燕京八景」の一つである「盧溝暁月」が形成された。

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太液秋風

「太液秋風」とは、金鼇玉蝀橋がある太液池の景色を指す。金鼇玉蝀橋は、北海公園の南門西側に位置している。北に琼島白塔を背にし、南に瀛台を望み、東に万善殿と千聖殿があり、西には金碧輝煌の紫光閣とつながっている。このような絶景を見て、乾隆皇帝自ら「太液秋風」と称している。

金鼇玉蝀橋の北側は北海公園の南門である。ここで、皇室園林北海公園へ春に遊園の楽しみを感じることができ、皇城故宮へ京城の歴史を感じることができ、または景山公園の万春亭で日没の景色を楽しむこともできる。春の北京はどこでもサプライズがあり、春の美しい景色を見たり、花見をしたり、古い建築の趣を味わったりする、さっそく北京へ旅行しましょう!

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北京旅游网翻译

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