天壇は明清の皇帝が「祭天」、「谷を祈る」場所であり、正陽門外東側に位置している。壇域の北は円形で、南は方形で、「天円地方」を意味する。

皇穹宇は圜丘壇天庫の正殿に位置して、普段に祭天大典の神版を供える殿堂である。皇穹宇の高さは19.5メートルで、直径15.6メートル、木アーチ構造で、緻密で洗練され、上には青いレンガと金の屋根に覆われ、精巧で荘重である。

殿内の藻井は青い、グリーンを基調とする金龍藻井であり、中心には大金団竜柄で、古代建築の傑作である。

天壇公園は古建築と花を観賞するのにもってこいの場所である。春に、鳥がさえずり、往来する観光客でにぎわっている。

住所：北京市東城区天壇内東里七号