宋庆龄の旧宅

2023-03-17

北京市西城区後海北岸46号に位置する宋庆龄の旧宅は、清朝最後の皇帝愛新覚羅・溥儀の父親、醇親王載沣の王府の庭園でした。この建物は、東側にある建物群と共に醇親王府であり、後に摂政王府と改名されました。康熙年間には「明珠府第」として初めて建てられ、乾隆年間に和珅の別荘に変更され、嘉慶年間には成王府と改名され、光緒14年に醇親王府と改名されました。

中華人民共和国の成立後、党と政府は北京に宋庆龄の住居を建設する計画を立てましたが、宋氏は国事を優先させ、何度も断りました。その後、周恩来総理によって計画が立てられ、この王府の庭園を利用して、古風な2階建ての主屋を新しく建てることが決定されました。 庭園内には、青々とした水面や険しい山々、花木が集まり、草木が茂み、楼閣や亭台が交差し、一体となって優雅で静かな庭園となっています。宋庆龄は1963年4月にここに移り住み、1981年5月29日に亡くなるまで、ここで仕事、学習、生活を続けました。同年10月、この場所は国家によって「中華人民共和国名誉主席宋庆龄同志の故居」と命名され、翌年5月29日から一般公開されるようになりました。

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