金代には玉泉山に皇室の行宮が建てられ、金章宗は玉泉の噴水景観を「玉泉垂虹」と名付けました。清代の乾隆皇帝は玉泉山静明園を拡張する際、「垂虹」は泉水が上から下に流れるものと考えていましたが、玉泉は山東省济南の「趵突泉」と同じように、池底から上に噴き出すため、「玉泉垂虹」を「玉泉趵突」に変更しました。

現在の昆明湖には、もう玉泉の水が流れていません。代わりに、京密引水路が密雲貯水池から水を引いていますが、玉泉山の宝塔が映る波と光の影は、今でも昆明湖畔の美しい景色の一つです。

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卢沟晓月