第13回北京国際映画祭、オフラインイベントを全面的に再開、「天壇賞」の応募数が過去最高を更新

2023-04-11

第13回北京国際映画祭が「映画の共有、文明の相互理解」をテーマに、オフラインイベントとして全面的に再開し、4月22日から4月29日まで開催される予定である。

今回の北京国際映画祭の開幕式は「美しい春、新しい旅」をキーワードに、200人以上の中国や海外の映画関係者が集まる。オープニング作品は張芸謀氏がプロデュースし、陸川氏が監督した北京冬季オリンピック公式映画「北京2022」である。

2023年の「天壇賞」には、93の国・地域から過去最多の1,488本の応募作品が寄せられた。中国の映画監督・張芸謀氏は今年の天壇賞の審査委員長を務める。4月29日の閉幕式では10賞の天壇賞が発表される。

映画ファンにとって最も人気のあるイベントの1つである北京上映部門2023年では、160本以上の中国および海外の優れた映画を選定し、27の映画館で上映される。また、張芸謀氏の作品回顧展や鈴木清順氏の作品回顧展を設置するほか、初めて「懐柔週末セット券」を発表し、映画ファンのための参加型イベント「週末は中国映画テレビ基地で過ごそう」を開催し、VR(仮想現実)システムをXRシステムにアップグレードする。

2023年の「北京企画・テーマフォーラム」では、「映画の言葉で中国の物語を語る」、「映画の架け橋により文明の相互理解を促進する」、「現実主義の映画作品の探求、追求、創造」という3つの方向に沿って3つのコアフォーラムを開催する。

産業の交流・促進を図るプラットフォームとして、2023年の「北京市場」は初めて朝陽区の郎園Stationで開催され、金融機関と連携したデジタル人民元の普及、第1回北京国際映画祭春の就職フェアの開催、文化創意製品展の初開催が予定されている。

今年の北京国際映画祭のベンチャーキャピタル部門には、過去最多となる874件のプロジェクトが寄せられた。最終審査は映画制作に関わる著名人が審査員を務め、監督・陳可辛氏を委員長に、張冀氏、姚晨氏、文牧野氏、黄軒氏など豪華な顔ぶれが揃う。今回初めて「チーフ・プロデューサー」チームを設置し、「最も市場価値のあるプロジェクト」を選出するために、多くの有力な映画制作会社の経営者を招いて投票を行う。2023年の香港国際映画祭の多数の優れたプロジェクトが、北京国際映画祭ベンチャーキャピタル部門の「中国・香港サブ部門」の再審査に積極的に参加する。

4月22日から5月3日まで開催されるフィルムカーニバルでは、「懐柔を彩る映画の饗宴」をテーマに、40以上のイベントと100近くの体験プロジェクトを区内18会場で実施する。

北京国際映画祭の付随イベントとして4月23日から5月4日まで開催される第30回大学生映画祭では、「光に向かって立つ」をテーマに、映画上映、若者ビデオチャレンジ計画、若手映画製作者フォーラム、国際若手研究者フォーラムの投稿募集などのイベントを実施する。

北京国際映画祭は映画を媒介として、「一声所愛」ゴールデンソングコンサート、北京民族映画展、「中国映画に貢献するブランド」公益ライブ放送、映画関係者マラソン、第8回「光影彩墨」中国映画制作者・美術家作品招待展、第2回ReelFocus真実影像計画など、クロスオーバーの多彩なイベントを積極的に企画している。

(情報提供:北京日報)

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