無形文化財の美しさを味わう

中国工芸美術館・中国無形文化遺産館は北京中軸線北延長船に位置しており、中国工芸美術と中国無形文化遺産を展示、収蔵、研究する重要な役割を果たしている。

館内では玉器、京繍、漆器、骨彫、象牙彫刻、木石彫刻、かぎたばこ壺内画など様々な北京無形技芸の珍品が所蔵されている。その中で古い世代の工芸美術の大家にも伝わる佳作、暦年国家金賞、国際金賞を受賞する優秀な作品が含まれる。

住所：北京市朝陽区湖景東路16号

七宝焼き芸術博物館

北京七宝焼き技芸はまた「銅胎掐丝珐琅」友呼ばれ、明景泰年間に成熟したことから「七宝焼き」とも呼ばれる。

その技芸はその技は、銅をタイヤにして細い銅線をひいて平らにした後、手作業でさまざまな模様を作り、締め、溶接し、カーカスに貼り付け、エナメルエナメルを施し、焼成、磨き、金メッキなど多くの工程を経て完成品を作り上げるというもの。

2012年6月、北京市琺瑯場はわが国初の七宝焼き芸術博物館を創建した。博物館は琺瑯ば60年あまりの発展の歴史を記録し、各時期の七宝焼き逸品と多くのクラシック作品を陳列されている。

秦の始皇帝の「銅」車馬、マホガニーの七宝焼如意、さまざまな文房四宝、巨大な瓢箪、皇帝の御座のそばにある香炉と鶴……七宝焼芸術博物館に入って、その心を揺さぶるような青を感じてみてはいかがでしょうか。

住所：北京市東城区安楽路10号

老北京兎児爺店

兎児爺は北京の泥細工工芸品であり、北京独特な文化シンボルである。兎児爺は明朝後期に生まれ、今まではすでに380年あまりの歴史が持っており、今はすでに最も代表的な北京無形文化財の一つとなる。

楊梅竹斜街19号は老北京兎児爺店であり、店主は「兎爺張」の5代目である張忠強氏で、店内には大小さまざまな形の兎爺がずらりと並び、動きがよくかわいらしく、まるで小さな兎爺博物館のようだ。

ここで、ベテラン芸人の指導のもと、自分だけの兎児爺の作品を自分の手で作る。

住所：北京市西城区楊梅竹斜街19号

便宜坊蒸し焼きダック技芸

北京便宜坊は明朝の永楽14年(西暦1416年)に設立され、主に「悶炉」(蒸し焼き)ダックを提供している。「悶炉」(蒸し焼き)ダックは直火で焼き上げるものではない。焼き上げたダックはあずき色で、皮がピカピカとしていて、肉が白くて柔らかい。安価な「悶炉」(蒸し焼き)ダックの製作方法は、歴代のシェフの努力によって絶えずに発展を遂げ、「悶炉」(蒸し焼き)方法、アヒルの選択と成形方法、炙り焼きや切り方といういわゆる「三絶」を形成した。

何百年もの間、おいしい味、サクサクした皮と柔らかい肉をした便宜坊のダックは各方面からのお客を引きつけている。明朝の有名な官僚である楊継盛はかつて便宜坊に扁額を書いたことがある。乾隆帝や清朝の多くの役人や学者もここに訪れたことがある。近代になってから、「悶炉」(蒸し焼き)ダックを食べるために便宜坊に来た有名人が更に多くになった。例えば、政府の指導者、社会的な有名人、外国の元首など。彼らは便宜坊に貴重な書・絵などを残った。600年近くの変遷の中で、便宜坊は独特なダック製作法と企業文化を形成してきて、幅広い社会的影響をもたらした。

全聚徳の焼きダック技芸

全聚徳の創始者は楊全仁（1822‐1890）である。河北省出身だが飢饉のために故郷から逃れてきた。北京へやってきてから、前門の肉売り市場で鶏や鴨を売っていた。1864年、乾果店を譲り受けて新たに全聚徳と名づけた。彼は頭の切れる人物で、苦心の経営の末、全聚徳を普通の窯を使った店から、鴨を一羽ずつ吊るし焼きする窯を使うことを特徴とした店へと発展させ、全聚徳の北京ダックを一躍有名にするためのしっかりとした基礎を築いた。

北京ダックは全聚徳の主要なメニューで、鴨選びから窯で焼く過程まで、まったく手抜きしない。鴨は飼われてから100日以下のもので、体重は2.5㎏以上と決まっている。焼きあがった鴨は窯から出てくると、皮が脂肪を帯びている。口に入れると、肉は柔らかく脂っこくなく、香りも良い。だから何度食べても飽きることはない。

茶湯李茶湯の製造技術

茶湯李は1858年に創設し、お湯を注いで食べることはお茶を入れるような物である古都から、茶湯と呼ばれている。

茶湯、油茶、アーモンド茶、塩味麺茶、蓮根茶、牛骨髄油茶などの品種があり、茶湯李の「茶碗を伏せる茶湯」の技法は絶品といわれている。注ぎ上げた茶碗をひっくり返すと、茶碗がこぼれないようになる。

茶湯を食べるとき、銅のスプーンで碗に沿ってキンモクセイ汁を取って、第一口にキンモクセイの香りを食べて、二品糖とキンモクセイをゆっくりと切り口に流入して、口ごとに甘さがちょうどよくて、食感が良いである。

京劇

京劇はまた平劇、京戯とも呼ばれ、清代乾隆帝55年から、もともと南方で演出する三慶、四喜、春台、和春など四大徽班が続々北京に入り、彼らは湖北からの芸能人と協力して、同時に昆曲、秦腔の一部分劇目、曲調と表現方法を受け入れて、一部の地方民間曲調も吸収し、引き続きの交流、融合を経て、最後に京劇となった。

おすすめ観賞スポット：吉祥大劇院

住所：北京市東城区王府井大街88号in88ショッピングマール七階

北京講談

北京講談は唐宋に源を発して、明清に繁盛し、北方地域で影響深いの曲芸形式であり、北京講談を演出する時、一人は机の後ろに座って、扇子とさめ木を道具にして、ジェスチャーや表情などの手段を使ってストーリの発展を伝え、人物を浮彫にし、常に口真似を通じて、風、雨、砲、馬などの音を模擬し、リズム感を高め、雰囲気を演出することができるようにする。