
中国初の総合型軍事博物館としての中国人民革命軍事博物館は、1958年10月に着工され、1959年7月に竣工され、1960年8月1日に正式に一般開放されました。中華人民共和国建国十周年(1959年)を記念するために建設された博物館です。軍事博物館の展覧館の建築面積は15.9万平方メートルで、展示面積は約6万平方メートルです。高さ94.7メートルの展覧館は、南北に分けて四階建てという構造です。上には直径6メートルの巨大な中国人民解放軍の軍徽が取り付けられます。全館には43つの展覧ホールがあります。

軍事博物館では、中国共産党がリードした武装闘争の過程と人民軍隊の建設に関する成果を示す文物・実物・文献・資料、及び中華民族の五千年にわたった軍事歴史と世界軍事史を示す文物・実物・文献・資料の収蔵・研究・展示を中心に、党・国家・軍隊の活動をめぐり、重大な出来事をテーマにした記念展が開催されます。

軍事博物館の収蔵する文物は主に中国人民解放軍の軍事史、中国古代・近代の軍事史と世界軍事史を反映するものです。博物館の特色ある文物は武器、軍服、証章、軍事に関連する芸術品などです。現在収蔵する文物は飛行機、大砲、艦船、ミサイル、銃器、弾薬、勲章、印章、貨幣、陶器、器具、服装、旗、文献、メモなどを含んだ延べ18万点で、そのうち一級文物は1793点に上ります。

代表的な文物として、秦の時代の兵馬俑、西漢の時代の鉄铍、漢代の钩镶、隋の時代の銅虎符、人民解放軍初のラジオ受信機、中央革命軍事委員会の印章、周恩来氏の紅星奨章、八路軍軍工部が生産した「八一」式軍用銃、中国侵略日本軍の総司令である岡村寧次が降伏時に差し出した軍刀、人民解放軍初の戦車「功臣号」、北平(今の北京)城門の鍵、黄継光氏の朝鮮金星奨章、U-2航空機などが挙げられます。



