「ムーラン・ルージュ」のスポークスマンによる作品展、中華世紀壇でモダンなパリを味わおう

2023-05-19

第17回「中仏文化の春」の開催にあたり、このほど、「浮世のパリ——アンリ・ド・トゥールーズ=ロートレックの世界巡回美術展」が中華世紀壇芸術館で公開された。これは、中国における芸術家をテーマにした展覧会としては、これまでで最大規模だと言われている。

2024年、中国とフランスは外交関係樹立60周年を迎える。今回の展覧会は、特定の時代におけるフランス芸術の姿を再現することに焦点を当てるだけでなく、中国とフランスの芸術文化の交流や融合を促進し、芸術の連続性と開拓性を深めるという深い意味を持っている。

中華世紀壇世界芸術館の蔣海梅副館長は、「この世界にもう一人のロートレックはいない。彼は芸術史において非常に高い地位を占めている」と述べている。ロートレックその人が、この展覧会で最も注目すべきハイライトなのだ。

幼少期から障がいを患ったロートレックは、37年足らずの間に、およそ737点の油絵、275点の水彩画、363点の版画・ポスター、さらにデッサンの原稿5084点を創作した。

展覧会をゲストが訪れている。

「モンマルトルの魂」、「ムーラン・ルージュ」のスポークスマン、西洋近代ポスターデザインの先駆者、これらはすべてロートレックに付されたタグである。

明るく大胆な色調、型にはまらない構図、鋭く表現力豊かな輪郭線、黒いシルエット、そして描かれた対象の最も本質的な特徴を際立たせるシンプルな人物造型が、ロートレックのアートデザインのスタイルを成している。

ロートレックを写した古い写真

蔣海梅氏によると、アカデミー体制の言うハイ・アート(油絵、デッサン、彫刻)とロウ・アート(ポスター、ロゴサインなどのグラフィックなビジュアル文化)の境界線をうまく取り払ったことが、ロートレックによる西洋美術史への最大の貢献であるとのことだ。

貴重なコレクションを120組近く230点以上展示

展覧会全体は赤と青を基調とし、カーテンやコーナーデザインでアクセントがつけられており、来場者はまるで19世紀のモダンなパリにタイムスリップしたかのように感じさせられる。

ロートレックによるカラーリトグラフ「ラ・ルヴュ・ブランシュ」、1895年。

展覧会は、「モダンなパリ」「モンマルトルの黄昏」「ロートレックの世界」「浮世夢の如し」という4つのセクションに分かれており、来場者はまるで19世紀末のパリの夜にタイムスリップしたかのように、芸術家の一生を自ら体験することができる。今回の展覧会では、120組近く230点以上の芸術家に関する貴重なコレクションが展示されている。

ロートレックが親友のためにデザインした2枚のポスター。

ロートレックの代表的なポスター作品、書籍、雑誌、貴重な原稿、直筆の手紙などが展示されている。

本展は9月3日まで開催される。北京展は前回の上海展に続くもので、ロートレックの作品に関する最も包括的で大規模な展覧会となる。

展示会場には、写真撮影ができる特別なコーナーも用意されている。

展覧会情報

展覧会名:

世界文化シーズン2023

浮世のパリ——アンリ・ド・トゥールーズ=ロートレックの世界巡回美術展

展示期間:

2023年4月20日~9月3日

(展示時間9:00~17:00、最終入場時間16:10。月曜日休館、祝祭日を除く)

展覧場所:

中華世紀壇2階世界芸術展示ホール西ホール

(情報提供:新京報)

beijing.gov.cn

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