「長安雅集-無形文化財京刺繍雲裳華儀」イベントが成功的に開催 伝統芸能に新たな活力

2023-06-01

5月31日、「長安雅集-無形文化財京刺繍雲裳華儀」イベントが北京市海外文化交流センターの文化空間で開催された。イベントは「京繍」をテーマとし、京繍の伝承者である畢紅さんをメイン講演者として招き、古典美衣の伝承と革新の探求過程を深く分析し、新時代の京繍の豊かな意味と文化的内包を共有した。会場の観客はさまざまな時期の京繍の繊細さと精美を鑑賞すると同時に、衣服を媒介とする独特の文化的魅力を没入的に体験した。このイベントは『茶界中国』の劉嘉総監督が司会を務めた。北京市文化観光局の劉作奎副局長、ギリシャ・アテネから派遣されたディオン大学のAndreas Gofas教授とKonstantinos Ifantis教授、アテネ大学講師のIOANNIS E.KOTOULAS氏、国連居住庁上級顧問で文化財保護専門家のTom Wolters氏が参加した。

無形文化財(京繍)の代表的な伝承者である畢紅さんは会場で、長年にわたって大切に保管してきた古典美衣と、それをすべて手作りした現代の京繍作品を展示した。刺繍の文様の繊細さ、配色の精巧さに驚嘆させられた。京繍は伝統技術として新時代に革新的に発展し、今回のイベントに美の衝撃と視覚的衝撃をもたらした。また、人々にこれらの芸術品に込められた美しい祝福と願いを理解させ、中国古来の人的・文化の追求と民族精神を体現した。

北京刺繍の芸術的魅力について、畢紅氏は「よく知られているように、北京刺繍の前身は宮廷刺繍で、主に宮廷の服装を媒介とし、刺繍技術や縫製技術にかかわらず、和、順、細、密にこだわるだけでなく、趣が高く、模様が複雑で、細部が華美であることを強調し、芸術性と鑑賞性が極めて高い」と述べた。

中華伝統衣装・服飾文化の変化と発展は、中華の礼節、礼儀の深い内包を伝えただけでなく、中華文明の伝承と発展のはっきりした脈絡を示した。手織りの粗い衣から錦織の模様まで、千百年来、代々の制衣職人の指先から縫い出したのは古い技術、歳月の華裳で、描くのは古今の世事で、秘めているのは職人の精神である。

伝承者として、畢紅氏は京繍の精巧な技術と伝統的な服作りの調和の美しさを生き生きと説明し、新時代の手作り職人の執念の追求と文化への自信を示した。

格調が優雅で、文様が精巧で、工芸が繁美であることは伝統的な京繍の特色である。会場に展示された「京繍美衣」はこの特徴を十分に体現しており、京繍の伝統的な技術を継承・発揚し、正真正銘の革新を実践した上で、現代審美の新時代特徴も取り入れた。

あるゲストは、古典美服を試着した後、「京繍にこれほど身近に触れ、刺繍衣装を体験したことはなかった。これまでの京繍の体験とは違って、この体験は人の心を揺さぶり、印象的だった」と話した!

畢紅は伝統的な手仕事の技術を維持することを前提に、革新に注力し、現代生活の「意」「情」「境」を融合させている。彼女は「天衣無縫」の工芸技術を積極的に探求して学び、すべての手仕事の伝統的な製衣の技術を伝承することを堅持している。創作デザインの中で、彼女は新しい時代の継承者の基準で自分とチームに要求して、刺繍文様のオリジナルデザインの中で自然と芸術の結合と革新の過程を見せて、自然の非凡な美しさを際立たせ、またカラフルな落英を見せて、生命の旅の異なる段階の異なる美しさを表現する。

北京市海外文化交流センター副主任の王海茹さんがゲストに「今回の京繍をテーマにした雅集イベントは「長安雅集」ブランドの2023年最初のイベント」と紹介した。国家級無形文化遺産である京繍は刺繍技術だけでなく、東洋の美学でもある。畢紅先生は経典の伝承と革新的な表現を結びつけ、その作品から見せる伝統的な美とファッションは人を驚かされた。京繍は「図があれば必ず意図し、意図があれば必ず吉祥」を重んじており、長安雅集では、私たちもこの芸術の逸品で、中国の芸術の物語を語り、中国職人の技の美しさを伝えたいと思っている!

「長安雅集」は北京市海外文化交流センターのブランドプロジェクトとして、「中国文人の美学生活を没入的に体験する」ことを特色として、新しいモデルを絶えず模索しており、プロジェクトを企画して以来、「茶文化」「昆曲」「古琴」「中国とギリシャの文化交流」「和香」などをテーマとした多彩な特別文化イベントを次々と開催してきた。

今回のイベントは央視頻、中国網、北京時間などのプラットフォームを通じて生中継され、累計20万人以上が視聴した。

北京旅游网日语站

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