5月18日、慶雲寺に位置する北京金石博物館が開館した。明の嘉靖年間に建てられた慶雲寺が訪問者を迎えるのは今回が初めてとなる。同日、3年以上にわたる文物の修復と展示・陳列の向上を経て、宣南文化博物館も一般公開を再開した。
金石博物館
慶雲寺は北京中軸線上にある景山後街10号に位置し、鐘鼓楼や景山公園など中軸線上の建物に隣接している。北京金石博物館の開館は、北京の中軸線に革新的なテーマ博物館がもう一つ増えたことを意味する。
北京金石博物館には、メイン展示ホール、特別展示ホール、職人工房、文人書斎、無形文化遺産体験ホールなどの機能的なスペースが設けられている。
博物館では、「中国十大名画」の3Dインタラクティブシーンを臨場感たっぷりに体験できるほか、拓本、印刻、デジタル彫刻DIY、無形文化遺産製品の手作り、小満茶会なども楽しめるようになっている。
金石博物館では金石文化の常設展示が行われるとともに、無形文化遺産体験などのイベントも開催されている。
参観ガイド
所在地:西城区景山後街10号
開館時間:火曜日~日曜日(月曜日閉館)10:00~16:00
予約方法:WeChat公式アカウント「天恒文旅」をフォロー→博物館予約→予約完了
宣南文化博物館
宣南は北京の都市形成と建都が始まった場所であり、宣南文化は北京文化の源、縮図、真髄として評価されている。宣南文化博物館は国家重点文物保護単位である長椿寺内にある。2019年、西城区は博物館の展示内容と陳列をアップグレードさせた。
宣南文化博物館はこれから北京市西城区の新しいネット人気スポットになるに違いない。観光客は宣南文化博物館のWeChat公式アカウントを通じて「クラウドシェア・宣南」イベントや長椿寺「クラウドツアー」とテーマ展示会に参加し、オンラインの賞品付きインタラクションを行えば精美な文化クリエイティブグッズをもらうことができる。観光客は「宣南文化博物館」WeChat公式アカウントをフォローして関連情報を入手することができる。
(情報提供:北京市西城区人民政府)