石林峡景勝地は平谷区黄松峪郷に位置し、曲がりくねった深い石林峡谷とまっすぐで美しい4組の石林峰群からなり、谷内の峰がまっすぐに立っていて、まるで一枚一枚の石林のようであることからその名がついた。

全長6キロの峡谷は奥深く曲がりくねっており、最も狭いところではわずか3メートル余りで、天が一筋に開いたようだ。両側には並木が立ち並び、切り立った崖、多姿の石峰が見え隠れする。「通天梯子」を登ると、雲濤がもくもくと流れ、その勢いは大きく、大規模な石林群が目の前に広がり、峡谷の奥深く雅な静けさとは対照的で、まさに「1つの峡谷、上下異なる天」であった。

ここは山が高く坂が急で、渓流が高い山の峡谷から勢いよく流れ落ち、滝を形成している。あるいは深山峡谷に隠れて、幽潭を形成して、故に「九瀑十八潭」の美称がある。峡谷の奥に入ると、ほてった空気が遮断され、滝や流れと相まって涼しげな気分になる。

住所：北京市平谷区黄松峪郷彫窩村73号