中国国家図書館

国家図書館は国家総書庫、国家書目センター、国家古書保護センター、国家典籍博物館である。延べ面積は28万平方メートルで、世界の国立図書館第3位となる。2021年末時点で、所蔵文献の総量は4230万冊を超え、デジタル資源の保存総量は2500TB近くに達した。

国家図書館の前身は京師図書館で、1909年9月9日、清国政府は京師図書館を設立した;1928年に国立北平図書館に改称、1951年に北京図書館に改称、1998年12月12日に国家図書館に改称され、対外的には中国国家図書館と呼ばれている。

創立100年余りの間に、国家図書館は中央国家機関、重点教育科学研究企業・事業単位、社会公衆、全国図書館に向けた階層化サービス体系を徐々に形成してきた。国家図書館の所蔵は壮大で、南宋以降の歴代皇室の蔵書を収蔵しており、最も古い所蔵は3000年以上前の殷墟の甲骨にまで遡ることができる。「敦煌遺書」「趙城金蔵」「永楽大典」と文津閣「四庫全書」の善本の4大専蔵は世界の注目を集めている。

住所：北京市海淀区中関村南大街33号

国立典籍博物館

国家典籍博物館は国内初の国家級典籍博物館で、国家図書館宏富館蔵に基づき、内容と形式の両面から中国の歴代典籍を展示している。それは博物館でもあり、図書館でもある。

2012年7月、国家図書館に「国家典籍博物館」の看板が追加され、国家典籍博物館が正式に設立され、2014年9月に正式に一般公開された。

国家典籍博物館は、典籍の収蔵、展示、研究、保護、公共教育、文化伝承、文化レジャーを一体化にし、中華典籍文物の収蔵センター、典籍文化の展示センター、交流センター、研究センターと保護センター、青少年中華伝統文化教育基地、愛国主義教育プラットフォームと公衆文化レジャーセンターである。

国家典籍博物館の建築総面積は11549平方メートルで、計10の展示室があり、一般の人々により広い見学スペース、より良いレジャー場所、より良い博物館体験を提供している。

住所：北京市海淀区中関村南大街国家図書館本館南区

首都図書館

首都図書館は北京市の大規模な公共図書館であり、北京市の重要な知識情報の中枢と精神文明建設基地である。

首都図書館の歴史は1913年までさかのぼることができ、魯迅先生が自ら提唱した京師図書分館、京師通俗図書館と中央公園図書閲覧の3館が協力して発展した。百年以上の進化を経て、首都図書館は現在、全国で最も開放度が高く、最も融合度の高い公共図書館となっている。

首都図書館には現在、各種文献が926万冊以上所蔵されており、古今東西の文献がまとめられており、学科の部類がそろっており、文献の媒体が多様であり、特に古書善本、北京地方文献、近代書籍・新聞、音響・映像資料、外国語書籍・雑誌が最も特色に富んでいる。

首都図書館の延べ面積は9.4万平方メートルで、20余りの閲覧室（区）と約4000の閲覧席が設けられており、多目的劇場、展示室、映画鑑賞室、講演室、多目的ホール、会議室など10余りの専門ホールが設けられており、読者に多様な文化サービスを提供している。

場所：北京市朝陽区南東三環華威橋の東側

角楼図書館

角楼図書館は最も北京の特色を備えた現代図書館である。1553年に建設された北京外城東南角楼は、かつて旧京城のランドマークだったが、今では新たに再建された角楼景観建築が、東城区図書館別館に変身し、2017年10月28日に一般に無料公開された。

角楼図書館には現在、北京地方の文献図書7000冊、紙の新聞30種余り、定期刊行物100種余りが所蔵されており、最もそろった旧北京の歴史・文化の特色ある書籍がある。

図書館の読者活働は社会的に運営されているモデルを採用している：角図パーラー、非遺52日、角図奇妙夜、星空映画館、角図で中国節を過ごす、角図芝居局、年間200回以上の読書会、文化サロン活働、全方位にこの都市の魅力を立体的に感じることができる。

ここでは、1万冊近くの書籍から、北京の前世を知ることができる。ここでは、多彩なイベントの中から、北京の今生を体験することができる。ビルに登って遠くを眺め、堀のほとりに立ち、本の香りとともに、北京という都市の真のスローライフを体感する。

所在地：北京市東城区龍潭東路9号