北海公園内の琼花島にある白塔は、清朝初期の順治8年(1651年)に建てられたチベット様式のラマ塔です。塔の高さは35.9メートルで、全体がレンガ、木、石の混合構造になっており、基部にレンガと石の須弥座、上部に3段の円形の基壇、中央に円形の腹部があり、最大直径は14メートルです。塔の上部は「十三天」とも呼ばれるサンガで、青銅鋳物の鍍金蓋となっています。
桐の上部の腰のくぼみには、動物や花のモチーフが彫られています。ブロンズの鈴を地面の周りに吊り下げています。塔の南側には、赤地に黄色の文字で「吉祥如意」を意味するチベット文様が描かれています。
緑に囲まれた荘厳な美しさを持つ白塔は、人々の心に北海のシンボルとして刻まれています。
景山から白塔を臨むことができます。
住所:北京市西城区文津街1号北海公園