北京市琺瑯場有限責任公司は1956年1月に設立され、42社の私営エナメル工場と旧清代の皇居のために作られた製造事務所が合併して構成されている。

同社は全国の七宝焼業界で唯一の中華老舗で、国家級無形文化遺産である七宝焼の製造技術生産性保護モデル基地であり、我が国初の七宝焼芸術博物館とインタラクティブ体験施設を建設している。

国家無形文化遺産保護・伝承基地である北京市琺瑯場七宝焼無形文化体験基地に足を踏み入れると、観光客は「燕京八絶」の一つである七宝焼の技を体験し、自ら糸締めや藍付けに参加し、工夫の伝承の美しさを感じることができる。

観光客の見学は琺瑯場ビルの3階から始まり、3階の東側では60年以上にわたる琺瑯工場の発展過程を理解し、西側の珍宝館では時期や風格の異なる琺瑯器を鑑賞することができる。

2階東側には七宝焼きの技の展示エリアがあり、作業場の技師たちの現場作業を通じて、観光客に七宝焼きの制作過程における見事な技を披露している。

2階西側と1階は「京琺芸苑七宝工場店」で、観光客はここで七宝製品を鑑賞したり、選んだりすることができる。

住所：北京市東城区永外安楽林路10号