中国人 年間11万トンの「辣条」を消費

2023-12-01

中国の多くのおやつの中で、「辣条(ラーティアオ)」が独特の味と手軽さで広く愛されています。米調査会社ニールセンの「2023年『辣条』業界研究報告」によると、中国では今年、辣条のオフラインの小売販売量は11万トンに達したということです。この数字は辣条の中国の日常生活における普及率を反映しているだけでなく、食品業界における重要な地位をも示しています。辣条の人気トップ3の味の中で、麻辣味の伸び率が最も速く、売上高は24%増加しました。

辣条は辛いものが好きな中国中部の湖南省で誕生し、1998年に発売されて以来、広く好評を博しています。湖南農業大学食品科学技術学院の専門家によると、辣条は小麦粉に水や塩、砂糖を加えて押し出し熟成させた後に味付けした製品で、主な栄養成分はでんぷんと唐辛子で、しょっぱい、辛い、甘い、しびれなどの味があります。

統計によりますと、現在、全国の辣条の年間生産額は600億元(約1兆2360億円)余りで、160の国と地域に販売されています。中国人が好んで食べているほか、世界でも大人気で、特に韓国では多くの若者が気に入っているとのことです。辣条が韓国市場に進出したことで、現地の消費者はこのような独特の中国のおやつを簡単に購入できるようになりました。(藍、藤井)

中国国際放送

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