首都博物館は1953年に準備を開始し、1981年に正式に開放された。元の館は北京の孔子廟にあり、新館は2006年に正式にオープンした。

首都博物館の建物そのものが、古典と現代の美が融合した建築芸術作品である。巨大な屋根は中国伝統建築の遠くまで伸びる軒を受け継ぎ、長い石造りのカーテンウォールは中国古代の城壁を象徴し、壁から斜めに突き出た楕円形の青銅パビリオンは古代の文物が地面から抜け出したことを意味している。鉄骨の屋根やガラスのカーテンウォールなどは、北京の力強い時代の歩みを表している。

ここでの陳列は、首都博物館の長年のコレクションと北京で発掘された出土品を基本的な素材とし、北京独特の特色を持つ現代的な陳列となっている。

基本的陳列は『古都北京・歴史文化編』と『京城旧事-老北京民俗展』で構成されている。中でも『古都北京・歴史文化編』は首都博物館の展示の核心であり、壮麗な北京文化と絶え間なく栄華を極めた首都の発展の歴史を表現しています。

名品陳列には『古代磁器芸術名品展』や『燕地青銅芸術名品展』『古代書道芸術名品展』などが陳列されている。

随時更新される臨時陳列は、北京文化と他の地域の文化、中国文化と世界文化との交流を研究・鑑賞する舞台となっている。

住所：北京市西城区復興門外街16号

地下鉄：1号線木樨地駅C1出口（現在は休館中。開館時間に気をつけてください）