すっかり春節モードになった王府井大街

2024-01-19

春節(旧正月)が近づき、春節モード一色になった北京の王府井大街では、街の所々で普段とは違う光景が楽しめる。

このほど、「新中国第1号店」と称される北京市百貨大楼の外壁に裸眼3Dスクリーンが設置され、カンガルーが画面から頭を飛び出しているように見える映像を写真に収めようと、多くの人が訪れている。

王府井大街では、複数の大型書店が出店した図書展示車で構成された「新春ブックマーケット」が人気を集めており、1月30日まで続くという。会場では、中国書店や外文書店、北京市新華書店、北京図書大廈、王府井書店など7店舗の書店と大型ブックセンターのブースが十数カ所出店されており、各種図書の販売・展示および古籍修復体験などのイベントが開催されるほか、春節限定の各種クリエイティブグッズも取り揃えられている。

同マーケット会場を離れると、近くに「北京有礼・礼物屋(北京ギフトショップ)」があり、巨大なギフトボックスの外観をした期間限定店舗が春節ムードをより一層盛り上げる。辰(龍)年文化クリエイティブバッグ、辰年冷蔵庫マグネット、定番の北京市公共バス積み木シリーズ、老舗店の春節ギフトボックスなど、店内には春節限定の北京ならではのお土産がずらりと並んでいる。

元旦を前に、王府井大街の南口にある新燕莎金街ショッピングプラザが全面的なリニューアルを経て、新しく王府井喜悦ショッピングセンターとしてオープンした。北京市東城区初となる都市再生重点プロジェクトにより誕生した王府井喜悦ショッピングセンターには、画期的な新しい中国トレンドの没入型美的空間が創出され、スマートテクノロジー、トレンドスポーツ、ファッションのパイオニア、文化・アート、特色あるグルメなど複数のブランドが集まり、うち半分が北京1号店だ。

写真・情報提供:新京報

beijing.gov.cn

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