甲辰龍年の初日(旧暦一月一日)、新春第一陣の団体観光客が北京に到着した。ポーランドおよび香港からの団体観光客はそれぞれ11時、16時に北京に到着した。
辰年第一陣の団体観光客は21人のポーランド人観光客で、7泊8日の中国の新春文化を探るツアーに参加する。ツアーでは中軸線を巡り、万里の長城に登り、廟会を巡り、胡同(フートン)を散策し、春節ならではの賑やかな雰囲気を存分に楽しんでもらいながら、北京の新年の風物詩を通じて古都の重厚な歴史と活力を感じることができる。北京市文化観光局が海外からの観光客向けに提供するギフトセットには、「北京新発見」と題した入国観光ツアーマニュアル、中軸線手描き地図、外貨カード決済ガイド、秀水街ショッピングガイドなどが含まれており、北京滞在中の「飲食・宿泊・交通・観光・ショッピング・エンタメ」までトータルサービスを提供する。
同日16時頃、16人の香港人観光客が北京首都国際空港に到着し、「北京で年越ししよう」と題した5日間の新春ツアーを開始した。空港で、観光客は北京市文化観光局が用意した手づくりの無形文化財の運河龍灯や、世界吉慶干支デザインコンテストの受賞作品に選ばれた七色の中国龍がデザインされた無形文化財の紙彫り卓上カレンダーを含む辰年ギフトセットを受け取った。
春節期間中はアメリカ、ベトナム、ルーマニアなどの国から団体観光客が続々と北京に到着する。入国観光市場の段階的な回復に伴い、北京市文化観光局は多くの具体的な措置を打ち出している。例えば、2024年は入国観光奨励・支援資金プログラムを再開するほか、ホテルの英語サービス・外国人向けマナー・洋食サービスなどを含むホテル業界の一連の研修を重点的に展開し、主要商業圏のホテルに海外発行カードで現金の引き出しが可能なATMおよび海外発行カードで決済可能なPOSレジを設置し、外国人観光客向けのホテルでの決済に便利なサービスを提供し、ホテル内の外国語表示の使用を規範化することなどが盛り込まれている。
(写真・情報提供:北京市文化観光局)