北京・天津・河北のPM2.5年間平均濃度、2013年比で60%以上低下

2024-02-23

北京・天津・河北はここ10年間にわたり、共同で生態環境の保全・再生に取り組んでいる。2023年末時点で、北京、天津、河北のPM2.5の年間平均濃度は2013年と比べていずれも約60%低下し、深刻汚染日が著しく減少し、良好な日が大幅に増加した。うち北京市のPM2.5の平均濃度は1立方メートル当たり32マイクログラムと、3年連続で基準を安定して満たしている。青空がより鮮明になり、市民に最も望ましい成果をもたらした。

水環境の面に関して、北京・天津・河北の水環境は劣悪なV級区間を完全に排除し、地表水国家観測断面のうち、良好な水質断面の占める割合は、「第14次五カ年計画」の動的国家目標の要求に達している。中でも、北京の密雲貯水池と懐柔の雁栖湖は全国の美しい川と湖の優秀な事例として選ばれ、美しい自然が徐々に市民の生活に溶け込んできている。

ここ10年で、北京・天津・河北は、大気汚染の共同抑制対策、主要河川流域の共同保全・整備、情報共有、法執行など10以上の協同事業メカニズムを整備した。2023年には、京津冀(北京・天津・河北)生態協同専門事業チームを共同で設立し、44項目の措置リスト(全2弾)を作成し、生態環境、水、園林緑化など9部門が連携し、体系的な環境ガバナンスをマクロレベルで計画している。

さらに、北京副都心と河北雄安新区の2つの新エリアの建設は、北京・天津・河北の協同発展における重要な要素である。北京副都心は国家グリーン発展モデル区の建設を加速させ、国家温室効果ガス自主排出削減(CCER)取引機関の高水準な建設を担当し、正式に着手している。

(写真・情報提供:北京日報アプリ)

中国国際放送

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