北京で見逃してはいけない観光スポット|故宮

2024-03-19

北京の故宮は、明清両代の皇宮で、かつては紫禁城と呼ばれ、北京の中軸線の中心に位置し、中国古代の宮殿建築の代表的存在である。北京故宮は三大殿を中心にしており、約720,000平方メートルの敷地面積と約150,000平方メートルの建築面積を持ち、大小の宮殿が70以上、9,000以上の建物があり、木造構造を主体とした現存する世界最大かつ最も完全に保存された古代建築の一つである。

北京故宮は明成祖永楽4年(1406年)に南京の故宮をベースに建設が始められ、永楽18年(1420年)に完成した。南北の長さは961メートル、東西の幅は753メートル、四方には高さ10メートルの城壁があり、城の外には幅52メートルの堀がある。故宮の建物は外朝と内廷の2つに分かれている。外朝の中心には、太和殿、中和殿、保和殿の3つの大殿があり、重要な式典が行われる場所である。内廷の中心には、乾清宮、交泰殿、坤寧宮の3つの後宮があり、皇帝と皇后が住む正宮となっている。

紫禁城には物語が多くて、それと比べ、故宮文創館はかなり若いが、その来処と帰処は依然として中華民族の伝統文化である。

故宮では、印章を押す新しい方法を公開している。印章は建築物、石版、隠し絵、干支など、前後合わせて300種類以上ある。これらの印章は意匠が優れているだけでなく、デザインも精巧である。北京に旅行に来た多くの観光客は、故宮でスタンプを押すことを旅行の重要な一環と考えていると思う。

紫禁城を訪れると、展覧会や宮殿のほかに、たくさんの「甘いサプライズ」が隠れている。坤寧宮の東院に宮廷の茶菓が食べられる店がある。店は名前が繁体字で「万春金福」といい、ロゴは金縁のかわいいコウモリで、「福」を意味するそうだ。王羲之の「蘭亭序」や陸師道の「仙山賦」が壁に掛けられ、内装は優雅な雰囲気である。調度品はアンティークで、花枝をモチーフにしたカップやティーライトは精緻なものだ。

「万春金福ラテ」が店の看板コーヒーだ。コーヒーカップは青花瓷柄磁器でできており、蓋とトレーが付いているのが特徴だ。コーヒーを飲むではなく、「蓋碗茶」を楽しんでいるような気がする。ラテの上部にはラテアートではなく、大きく「福」の文字が描かれている。「荔香妃子笑美式」と「貴妃玫瑰冷萃」は見た目が美しく、人気を博した。「妃子笑美式」の中の大きなライチが甘いフレーバーで、とても美味しそうだ。

コーヒーだけでなく、「万春金福アフタヌーンティー」では、斬新な宮廷スイーツも楽しめる。「緑豆の清酒漬け」は、シナモンシュガー、マッシュ、緑豆のスープを使用している。味は冷たく爽やかで、モチモチとしたもち米と柔らかい緑豆がほのかに香り、リッチな味わいだ。

「紅顔雪耳蓮子羹」には白きくらげや、柔らかい梨の煮物と干しナツメが入れられている。お昼に食べ過ぎた時は、このスープを食べると、お腹が気持ちよくなれるよ。

このほかに、故宮寧寿宮に置かれている珍宝館も見逃してはいけない、珍宝館はその名の通り、さまざまな金、銀、玉、翡翠、珍宝で作られた礼器、祭器、冠服、装飾品、生活用品及び宮室内の調度品などを所蔵している。

最上級の金、銀、玉、真珠をふんだんに使い、豪華で細部にも精巧な造りで、時間が経っても当時の工芸技術の高さが分かる。古代王妃のアクセサリー、こだわりのある部屋のインテリア、日用品まで豪華な造りで、昔の皇室の贅沢な生活ぶりを現している。

北京旅游网翻译

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