紅楼公共蔵書楼の前身は1930年代に建てられた紅楼映画館で、紅楼映画館は一時、北京市初のワイドスクリーン立体映画館、北京市初の「バリアフリー映画館」、北京の最新の中外映画の初上映で最高の映画館の一つとして大きな業績を生み出した。

時代の発展に伴い、伝統的な単体型映画館は人々の映画鑑賞の需要に対応できなくなった。2012年、紅楼映画館は上映中止となった。ここは2018年、公共の蔵書館という位置づけで再び一般の目に触れるようになり、2019年に正式にお披露目された。西安門大街の全体的な向上と改造に伴い、紅楼公共蔵書楼のファサードも久しぶりに赤色を取り戻した。

現在の紅楼公共蔵書楼は、蔵書楼、公共図書館、リアル書店を一体化した複合型の特色ある読書スペースで、中国初の共有蔵書楼で、蔵書エリア、読書エリア、研究エリアの3つの機能区分が設けられ、一般の人は無料で本を読むことができる。