中国人民革命軍事博物館は、中国初の総合軍事博物館であり、展覧ビルは1960年8月1日に正式に開館し、国慶節10周年を記念した首都の十大建築の一つに数えられている。

博物館の本館は高さ94.7メートル、南北各4階建てで、屋上には直径6メートルの巨大な中国人民解放軍の徽章が掲げられている。

軍事博物館には43の展示ホール（エリア）があり、展示面積は約5万9000平方メートル、現存文化財は21万セット、そのうち1級品は1793セットである。同時に、歴史写真8万余枚、図書と定期刊行物の資料8万余冊(セット)が収蔵されている。

中国共産党指導下の革命戦争陳列はビルの2階にあり、中国共産党が人民軍隊を率い、（帝国主義・封建主義・官僚資本主義という）3つの強大な敵を倒すために行った波乱万丈な革命戦争史が展示され、中には土地革命戦争・全国抗日戦争・解放戦争という3つの展覧館に分かれている。

人民軍隊兵器陳列はマイナス1階、1階、2階の3つの展示エリアに分けており、人民軍隊が鹵獲・使用した武器と装備、特に人民軍隊の歴史上の功績ある武器を中心に展示している。

軍事科学技術陳列はそれぞれマイナス1階、1階、2階の6つの展示ホールにある。なかには、陸軍重火器装備技術、陸軍軽火器と航空兵装備技術、海軍兵器装備技術、空軍兵器装備技術、ミサイル兵器装備技術、核兵器と核技術の平和的利用などの展覧館が設けられている。

住所：中国北京市海淀区復興路9号

地下鉄：1号線/9号線軍事博物館駅B出口