北京中心軸は全長7.8キロ、750年以上の歴史を持ち、歴史的なモニュメントから近代的な建物、胡同から濃厚な文化的雰囲気のあるパークまで、北京の文化的エッセンスと歴史を貫いている。この初夏、中心軸に沿って「Chill walk（散策のこと）」をし、北京の文化と芸術のトレンドを楽しもう。

五道営胡同

五道営胡同は北二環安定門から雍和宮までの間に位置している。灰色の瓦の赤い門、門墩の自転車、鳥の籠、鳩の笛など、五道営胡同は昔の北京の趣を残しており、よく整備された記念碑と快適な環境条件のため、多くの人がここで商売を始めることを選び、爽やかで素朴で優雅なレストラン、多種多様な創作ショップ、のどかなカフェ、繊細な手工芸品ギャラリーなど、どこでも見ることができる。五道営胡同の静かで芸術的なスローライフは、この小さな胡同に凝縮されている。

五道営胡同を歩くと、古代の建築と現代生活の融合が感じられ、まるでタイムスリップしたかのような感覚になる。

鼓楼大街

鼓楼大街は北京の中心軸に位置し、鼓楼東街と地安門外大街との交差点にある。鐘楼とともに、鼓楼街は元、明、清の時代の街の中心であった。鼓楼大街は素朴で重厚な通りで、両側には多くの胡同、多くの老舗、多種多様な北京小吃（グルメ）がある。

現在、鼓楼大街にはおしゃれな雰囲気が漂い、古典と現代の融合が鼓楼街に活気を吹き出している。鼓楼から少し離れたところに、鼓楼園がある。

鼓楼園を訪れると、観光客は様々なグルメをワンストップで味わうことができるだけでなく、パーティーに適したバーやレトロでニッチなアクセサリー店、漢服の撮影など、多くの新鮮な要素が待っている。

写真を撮るのが好きなら、公園内にあるブリーズ・テラスは必見だ。公園の2階と3階は展望テラスとして特別に設計されており、夕暮れ時にテラスに登って周囲を見渡すと、近くには胡同の緑色のレンガや灰色のタイルが見え、夕陽の下、遠くには鐘鼓楼が息を呑むほど美しい。テラスには各店舗が設けた食事スペースもあり、夕陽を浴びながら美しい景色と美味しい食事を楽しむことができ、とても気持ちがいい。

77文創園

77文創園は東城区の中国美術館の裏通りに位置している。美術館とは1街しか隔てていない。

団地内を歩いてみると、古い煙突などの工業遺跡がよく残っていて、20世紀の特色ある工業文明を感じることができる。赤レンガの壁の小さなビルや、回転する鋼のはしごが団地の屋上まで続いていて、多くの若者が写真撮影に訪れている。

隆福寺

隆福寺は明の1452年に創建され、かつては書籍や高級な芸術品の取引で有名な京城の「文縁日」でした。

レトロでシックなビルの中にある今の隆福寺には、巻物を読みながら読書ができる読書クラブ、文学カフェやレストラン、ヒップでクールなスキーブランドのブティック、古い工場の建物を改装したシェアオフィスなどが増えている。

現在、「こんにちは!神奇動物」の希少動物生態展北京駅は北京隆福寺で正式に開催される。世界の希少動物標本数百点のうち、入賞した作品のオリジナルシーンを再現する。

6月8日から6月10日まで北京隆福寺と膨脹青年が共同で主催する新しい中国式ドーパミン市場が企画され、芸術祭「飄はここに」が正式にお披露目される。芸術の雰囲気はとても濃厚だ。芸術祭は芸術的な雰囲気が抜群で、新しい中国茶飲料ワークショップの試飲もある。

北京坊

北京坊は前門大街の北端西側に位置し、西は煤市街から、東は宝石市街から、北は西河街道沿いから、南は回廊房二条まで、全体の空間構造は「一主街、三広場、多胡同」の特徴を呈している。歴史と現実が融合した没入型の文化空間となっている。北京坊は街区の歴史的風貌を踏まえ、建築様式は民国の特色を引き継いでおり、文保単位と歴史的建築物がその間に佇み、歴史と現実が融合した没入型の文化空間となっている。

ここでは、歴史の風合いを深く感じ、名物料理を味わい、夏の北京坊は「ドーパミン」で満たされ、人気ある店からPAGEONEで好みの本に出会い、無印良品ホテルの屋上テラスでワインと首都の美しい風景を味わい、東洋と西洋の融合を感じることができる。ここのライフスタイルは東洋と西洋の融合であり、洗練された楽しさである。

北京天橋芸術中心

北京の中心軸の南端には、「琉光戯影」をテーマにした建物が静かに立っている。その南は永定門を眺め、北は前門に面し、天壇に隣接している。流線型の飛び屋根は歴史的原型と文化的雰囲気を兼ね備えている。これは北京天橋芸術センターで、首都の中心軸にある唯一の文化芸術のランドマークである。

天橋芸術センターは、国内外の観客に質の高いパフォーマンスを提供するだけでなく、国内外の芸術対話・交流、芸術普及・教育の多面的なプラットフォームにもなっている。

5月18日から6月30日まで、天橋芸術センターの新空間劇場でマジックのトークショー「男巫のリビング」が行われる。