第30回北京国際図書博覧会が6月19から23日にかけて、北京国家会議センターで開催されている。

北京の展示エリアの面積は合計約350平方メートルで、優秀な出版物3800冊余りが展示されている。北京展示エリアの7つの図書セクションは、北京の特色ある文化のありさまを全面的に示している。そのうち、テーマ出版ブースでは、新中国成立75周年の祝賀と優れた中華伝統文化の発揚などのテーマをめぐり、140種類の図書が展示されている。

北京の「4つの文化」セクションでは、主に「北京文化書系」の4種類45冊が展示されている。また、今回の図書博覧会では、北京展示エリアに「出版融合エリア」が設けられ、「国家年度融合名著」に選出された北京の出版機関による優秀プロジェクト、科学技術融合、出版物デジタル化への転換などの名著融合の成果を展示している。

5日間にわたる博覧会では、北京展示エリアで多彩なイベントが開かれ、各出展機関は、主賓国のサウジアラビア王国の主要出版機関との著作権契約、著作権推薦会、ゲスト講座、新書発表など、世界の出版関係者と各年齢層の読者を対象とした20回余りのイベントを計画している。

（情報提供：北京日報）