三山五園を散策|玉泉山

2024-09-09

玉泉山は北京市海淀区の西山麓に位置し、頤和園の西側にある。山の形は西北方向に延び、縦深は1300メートル、東西の最も広い部分は約450メートル、主峰の標高は100メートルである。玉泉山の名前はその湧水に由来し、「水は清く碧く、澄みきって玉のようだ」と称される。玉泉山は山を背にし、水を望む立地のため、遼や金の時代から、皇帝たちはこの地に行宮を建てて夏の避暑地として利用してきた。

玉泉山の主峰は地面から50メートル以上の高さがあり、山脈の方向と湖を含む地形に沿って、園内は大きく3つの景区に分けることができる。それは南山景区、東山景区と西山景区である。山の南斜面には南山景区があり、ここは玉泉湖を中心に園内の建築の精華が集まる場所である。南宮門の内側には2つの整然と対称に配置された中庭があある。玉泉湖は園内で最も大きな湖で、湖には3つの島が浮かんでいる。玉泉山の主峰には、山の斜面に沿って連なる仏寺建築群があり、香岩寺や普門観、さらに鎮江の金山寺を模した八角九層の琉璃煉瓦塔「玉峰塔」が南山景区の主要な風景を形成している。玉泉山の東斜面および東麓は東山景区に属し、幅10メートル、長さ22メートルの影鏡湖を中心に湖畔を囲む建物群が配置され、水景園を形成している。北岸には楼閣や廊舎が高低差を活かして並んでいる。西山景区は山脊の西側に位置し、特に西斜面の広々とした平坦な土地には、園内で最も大きな建築群があり、道教の道観や仏寺、小さな庭園などが含まれている。

北京旅游网翻译

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