什刹海

什刹海沿岸は北京城内で面積が最も大きく、風貌が最も完全に保護されている歴史街区で、「北方の水郷」と呼ばれ、民俗レジャー、歴史を感じ、ファッションを楽しむ名所だ。

夕日が湖面に金色の輝きをめっきすると、これは北京都市の1部の別の優しい光景だ。夜の華灯が始まると、什刹海沿岸には明かりが点灯し、小さな橋、流れる水、民家……すべてがとても静かで美しいように見えた。

什刹海では、都市の速いリズムの下での静けさを感じることができ、トレンドファッションと重厚な歴史の共生、人と自然の調和を感じることができる。

古都の風情を鑑賞したいならば、什刹海夜航を見逃すことはできない。それは京城内で最も早く夜航を展開する水上プロジェクトだ。営業時間は18時から24時までだ。船に乗って什刹海の夜景を鑑賞することができる。青い水で舟を浮かべて、友達を招いて月を見たり、茶を飲んだり、琴を聴いたりする。立秋以降の夜は清風がゆっくりしていて、とても心地よい。

住所：北京市西城区前海西街

煙袋斜街

地理地形やその他の原因により、北京市内の多くの胡同は南北や東西に走っているわけではなく、多くの斜街がある。そのうちの一つは什刹海地区に位置する「中国の歴史文化の名街」--煙袋斜街で、全体は北東南西に走っており、東は地安門外大街から西は後海銀錠橋まで、全長は300メートルに満たないが、知名度が高く、非常ににぎやかで特色ある商業街であり、古い北京の民俗風情や市井のさまざまな状態が凝縮された胡同でもある。

煙袋斜街の名称の由来については、一説によると、満清が関に入った後、当時、北城に住んでいたのは旗人で、彼らはほとんどキセルや水烟を吸うのが好きだった。キセルの需要が日に日に増えているため、斜め通りにはタバコやキセルの店がたくさんでき、商売はますます大きくなり、次第に都のタバコとタバコの街が形成されていった。一説によると、この通りはキセルの棒のような形をしており、東の入り口はキセルの口のようで、西の入り口は南に折れて銀錠橋に通じており、キセルの鍋のように見えるという。そのため、街中のキセル敷きに独特の街並みの形が加わり、久しくこの路地は「キセル」という名前が付けられるようになった。

以前、北京には「東単、西四、鼓楼前」という古い言葉があったが、これは当時の北京城の三つの革新商業地区で、そのうちの「鼓楼前」とは積水潭埠頭で隆盛した鼓楼前大街を指し、キセル斜街があるエリアを含む。最初のタバコとタバコの具から、後の額装書画、骨董品の玉器の販売になり、さらに次第に今の風味のグルメと軽食、文化創造工芸品の特色のある路地に変化して、キセルの斜街は時代の変化に伴って異なる発展段階を経てきた。

南鑼鼓巷

南鑼鼓巷/ナンルオグーシャンは北京の最古い街の1つとなり、計画中の25箇所の古い城の保護区に位置している。南北走向で、北の鼓楼東大街から、南の地安門まで、全長786メートル、幅は8メートル、元大都（1267年）同期で建てられ、中国で唯一の完全に元代胡同庭の姿を保存し、規模最大、レベル最高、資源最も豊富な将棋盤式の伝統的な住民区である。

ここは、大型のショッピングセンターなどでは見かけない個性溢れるお店が立ち並び、北京のクリエイティブな若者が集まると言われる北京オシャレエリアのひとつである。通りに面してお店が連なっているが、ご覧のとおり小さな道なので、行ったり来たりお散歩しながらお買いものができる。雑貨屋さんやお洋服のセレクトショップは、見ごたえのあるオシャレなお店がたくさんある。カフェやレストランも美味しいお店が多い。

往復20分くらいの道なんだが、面白いお店がいっぱいあり、一つの雑貨屋さんでお土産をいくつか買って帰りました、町並みも素敵である。

オシャレな若者の街のようで、おじいちゃんおばあちゃんもたくさんいたり、古い住宅を改装したようなお店に可愛い雑貨があったり、新旧融合の不思議な街である