「BEIJING PASS」カード発行枚数1万枚以上、累計取引件数が11万7千回を突破

2024-10-16

10月13日、北京市は中国大陸に先駆けて実施した海外発行カードのタッチ決済で改札を通過し、地下鉄を利用できるサービスが運用開始から1カ月を迎え、10月12日24時時点で、海外発行カードのタッチ決済での改札通過、セルフサービス端末での片道チケットの購入、追加購入などのサービスを利用した人は延べ4万6000人に達した。

7月31日、北京市は「BEIJING PASS」カードの運用を開始した。同カードの発行枚数は現在1万2979枚に達し、そのうち、プラスチックカードが6031枚、「SilkPass」アプリを通じてオンラインで利用開始できるスマホNFCカードが6948枚で、累計取引件数は11万7000件に達した。公共交通機関での利用頻度が最も高く、天壇、十三陵、頤和園、八達嶺長城などの観光地での利用状況が良好であった。

現在、北京の交通分野における外国人向けのサービスレベルが持続的に向上して、すでに軌道交通11路線と24駅で、多言語の音声を中国語の音声や文字に訳すことができる翻訳機の試行設置が実行された。このほか、全路線バスで中国語と英語のバイリンガルの車内放送が実施され、首汽約車、滴滴などのタクシーやオンライン配車アプリが、マスターカードやビザなど主要国際ブランドのクレジットカードでの決済に対応した英語版アプリをリリースした。

北京軌道交通は次の取り組みとして、外国人乗客向けに海外の携帯番号を利用して登録できるQRコードによる改札通過ができる「億通行」アプリの国際版をリリースし、外国人乗客向けの路線バスやタクシーのサービスを引き続き最適化していく。

(情報提供:北京交通購読アカウント)

beijing.gov.cn

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