コースの見どころ:颐和园南如意門、西堤~光文化館(拾光書店)、円明園~拾光買売街
颐和园の冬はどんなに美しいか?三つの瞬間しか知らない。ひとつは冬至の頃、夕日が沈むころ、西斜の日差しが南西の空から差し込み、十七孔橋を貫くときだ。十七孔橋西端の小島に立ち、金色の日差しが完全に十七の橋孔を貫通する「金光穿洞」という奇観を見ることができる。ふたつは、颐和园で雪が舞い降り、昆明湖が氷で閉ざされた情景だ。もうひとつは、雪の降った後の晴れた朝、西堤を歩くときのあの静けさと心地よさだ。
静かなのは朝は人が少ないからで、快適なのは西を見ると太陽が目の前の西山全体を照らしているからで、まだ「雪の衣」をまとった西山は黄金に輝いて、白い雪の寒さ、太陽の暖かさ、金色の太陽の光、白い雪の反射、これはおそらく古代人が描いた燕京八景の一つである「西山晴雪」の姿だと思う。
頤和園の南如意門から入園して、高い石のアーチ橋を歩いて、西堤に沿って北に向かって、練橋、柳橋、鏡橋、玉帯橋、豳風橋を経て、雪後の頤和園を見ると、前方の玉泉山塔、万寿山仏香閣はすべて白い青々とした中で更にそびえ立っている。
頤和園の北宮門を出て、通りを東に沿って、東に向かうと、「万園の園」の円明園に着く。円明園銀杏大通りに「拾光売買街」がある。売買街はもともと円明園にある「市井商店街」で、皇帝と皇後の買い物の願いのために人工的に作られた街で、皇帝と皇後は皇室庭園の中で社会の暖かさと人間の生活雰囲気を感じることができる。もちろん安全上の考えから、売買街の店舗の店員と女将はすべて宦官と宮中の上局に奉仕する女性が演じていると思われるが、街にはさまざまな老舗店がそろっている。拾光商店街に来ると、当時の商店街の繁栄を感じることができる。食べ物、衣料品、用品、医師のための薬局、語りや歌唱のための舞台や劇場など、あらゆる種類の老舗店がまだそこにある。古い北京のスナックは本当に商店街のようで、どれも屋内なので冬は寒くない。



