大光楼は「坝楼」とも呼ばれ、通州旧城の北門外、通恵河東岸に沿って再建され、大運河の最北端に位置している。ここは南北の物資集散地としても機能していた。
建物は運河を正面に、通州城を背後に構えた二層構造で、上層は切妻屋根の建築様式で、三つの正面と奥行を持ち、四方に欄干付きの回廊がある。
上層には対聯が掲げられており、上聯には「高处不胜寒,数沙鸟飞帆,七十二沽丁字水」、下聯には「风光无限好,看燕云蓟树,百千万点米家山」とある。
大光楼は北関拦河閘と共に京杭大運河の始点の美しい景観を形成しており、拱形の拦河閘、美しい大光楼、そして通州のランドマークである燃灯塔が一体となり、古い運河に新たな活気を与えている。



