コースの見どころ：雁栖湖景勝地、雁栖湖ウォーターパーク、日の出東方ケンピンスキーホテル 

雁栖湖は北京懐柔区南部の雁栖河の河口に位置している。雁栖河の本名は「雁渓河」で、潮白河水系に属し、潮白河の長年絶え間ない支流である。

「雁渓河」に由来する雁栖湖は東湖と西湖の2つの部分で構成されており、東湖は南北の長さ約2キロ、東西の幅約1キロで、その水面の形状はペンギンに似ており、腹は東に向かって、頭は西に向かっており、姿勢は優美で、真に迫っている、西湖の形はサンゴのようで、沿岸は曲がりくねっており、湖面は鏡のように平坦である。雁栖湖のほとりのどの高い山に登っても、山水が融合して現れる湖と山の色を一望することができる。

雁栖湖のほとりに立ち、北に河防口を眺めると、目の届くところにある3500メートル余りの長城は蛇行して起伏し、壮観だ。東は玉皇頂（通称北斗峰）の長城から西に25の敵楼が延々と続いており、雁栖湖のほとりの有名な人文景観だ。伝説によると、この長城は明代の著名な将軍の戚継光が建てたもので、今から400年以上の歴史がある。清末、長年修理されなかったため、河防口の長城は崩落や破損が多かったが、今目にしている長城は雁栖湖の景観のために再び修復されたものである。観光客は雁栖湖のほとりに身を置いて、目を挙げると雄大な明長城遺跡が見える。

2014年、雁栖湖で開催されたアジア太平洋経済協力会議（APEC会議）では、雁栖湖の核心島が世界的に有名になり、雁栖湖は国際化されたハイエンド会議の都になりつつある。

京承高速道路懐柔出口から、連絡線に沿って雁栖湖まで、全長6キロの道端で、松雲招月、五峰秋韵、雁ダム集勝、煙柳尋幽、螺山霞化粧、翠蔭隠黛、雁栖暢観、古槐渓語からなる「雁栖新八景」は、8粒の真珠が山水の間にはめ込まれ、国際会都を彩り、湖を囲む15キロの歩道、北西部生態林地と美しい絵巻を構成している。

雁栖湖景勝地内の植生カバー率は90%で、三面は山に囲まれており、天然障壁を形成しており、湖区内には風や砂の侵入がなく、四季を通じて空気が湿っている。北には「首都護神」と呼ばれる軍都山脈があり、山々が延々と立ち並び、山々の中にそびえ立つ長城が蛇行し、十数基の敵楼がはっきりと見えている、西は高くそびえ立つ紅螺山の主峰で、険しく壮観で、千年古刹紅螺寺の朝鐘夕鼓と雁栖湖の自然の美しい景色がはるかに呼応している、東には歴史の悠久の金灯山と元宝山があり、雁栖湖の東岸に2つの輝かしい真珠がはめ込まれている。史籍によると、山頂には唐代に建てられた金灯寺があり、山下には明代に建てられた普照寺とともに「金灯普照」と呼ばれている。