北京市は、「文化観光＋（プラス）」をテーマに、多業種が融合したマイクロシーンを積極的に展開し、夏のトレンド体験をリードしています。北京市文化観光局は、7月18日から9月18日にかけて第12回「アニメ北京」イベントを開催し、アニメ・ゲームのカーニバルやアニメ消費シーズンなどを展開します。市内各地では、ナイトマーケット、野外映画、光と音の音楽フェス、深夜食堂など、多彩な夜間エンタメ企画が催されます。

前門大街や隆福寺文化街区などの個性あるエリアでは、夏の夜を彩るナイトツアーが繰り広げられ、月亮河ナイトマーケット、農展館ナイトマーケット、潘家園ナイトマーケットなど、特色ある夜市では「お宝探し×食べ歩き」の夏夜ならではのリラックス体験が楽しめます。首鋼園ではサマーミュージックコンサートが開催され、模式口エリアでは「駱駝の鈴が鳴る夕暮れ音楽祭」、亮馬河では「星空ナイトクルーズ・ミニルート」、龍潭中湖公園では「観覧車ナイトイベント」など、夏限定の特別な思い出を演出するプログラムが展開されます。「園博の夜——2025年サマー・カーニバル」では、「グルメ×音楽×心地よい酔い心地」が融合した夏のナイトフェスティバルが開催されます。

各行政区でも多様な融合型の新しい遊び方が次々と登場し、より自由でトレンド感あふれる夏の楽しみ方を提案しています。通州区では、ペット連れ旅行者向けの「15のサービス対策」を発表。「殷商文明展」のチケット半券を提示すれば、300以上の優待特典が受けられます。また、「潞夏商韻・好物との出会い」マーケットでは、国内外の有名博物館・図書館、人気IPによる厳選された文化クリエイティブ商品が一堂に会します。北京ユニバーサル・リゾートでは、夏季限定の「クールサマーイベント」が展開され、ミニオンズやメガトロンと一緒に「水はねディスコ」で盛り上がり、爽快なユニバーサル・リゾートを体験できます。

海淀区では、古典庭園でのボート遊びと蓮観賞ルート、文化とアート鑑賞を組み合わせたクールダウン観覧ルート、先端技術を楽しむ「ハイテク海淀」ルートなど、5つのテーマ別ルートが用意されています。北京経済技術開発区では、携程やマーフォンウォー（Mafengwo）といったプラットフォーム上で「テクノロジー体感×楽しいイーゾン」工業・先端技術観光ルートを発表し、自動運転体験、スマート未来探索、宇宙航空の夢を追うなど、8つのテーマに沿ったルートが楽しめます。

さらに、市内各級の公共文化施設では、文化講座、展示会、無形文化遺産の体験など、多岐にわたるジャンルで合計3,800回以上の市民向け文化イベントが実施され、夏の北京にさらなる文化の風を吹き込みます。