国慶休暇前の5日間、北京の文化・観光市場は引き続き盛り上がりを見せ、累計で 1,751.6 万人の観光客を接待しました。市内では文化・観光のイベントも多彩に展開され、
園博園（ガーデン・エキスポ・パーク）は戯曲の百花園に変身、
万里の長城では国潮（ナショナル・トレンド）が響き渡る歌声、
彩灯の遊園が幻想的な夜を演出、
各種スポーツイベントで都市の新しい遊び方を提案、
野外音楽会では「市民全員参加の都市ステージ」を創出
……など、季節感・行事感・トレンド性を兼ね備えた文商旅体（文化＋商業＋観光＋スポーツ）融合型イベントが市民・観光客に好評で、休日観光の新たなトレンドをリードし、文化観光市場の消費活力を持続的に解き放ちました。
2025 年北京中秋国慶彩灯遊園会は、世界公園のミニチュア景観という独自の優位性を活かし、伝統工芸である彩灯技術を軸に、7 つのテーマ地区・180 の創意光影スポットを展開し、市民や観光客に没入型の光と影の芸術祭を提供します。亮馬河夜遊、798・751 地区の「藝起中網・国慶遊園会」、オリンピック公園国際カーボネート祭（碳水節）などのトレンドイベントにより、都市が一層 「City」を感じさせ、融合と創新、ゆったりとした祝祭体験で外国人観光客にも支持され、「中国旅行」の熱をさらに高めています。
初の「前門・中華美食荟」では、北京市に駐在する各省市の出先機関・連絡オフィスが参加し、40 余りの飲食店を一堂に集め、北方の豪快な煮込み料理から南方の繊細な点心、西域の香り豊かな料理、東海の海鮮まで、まさに一街で全国各地を味わえるグルメフェスを展開。
通州運河西岸「美好生活節」は大ヒットし、「水韵・新生」運河文化ファッション大賞、中網（中国テニス協会）イベント・超現場、屋外映画など多数のコンテンツが市民・観光客を惹きつけ、休暇中の新しい人気スポットとなりました。
第 4 回「首旅精彩生活節」では、王府井、全聚徳（有名な北京ダック店）などを含む市内 51 社の文化観光企業・67 ブランドが集結し、市民・観光客にいつでも体験でき、あらゆる場所が楽しい消費空間になるよう演出。
月壇公園では「月圓京城・情系中華」をテーマとした 2025 年西城区中秋の市民遊園活動を 10 月 6 日まで継続し、伝統とテクノロジーを融合させたロマンチックな中秋遊園体験で、来場者に祝日らしい雰囲気を没入型で味わってもらいます。
国慶期間中は、絶好の登山時期である鳳凰嶺金秋登高節も開催され、「嶺上非遺・画屏西山」京津冀（北京―天津―河北）無形文化財遊園会も同時に実施。登山の主要ルート沿いに非遺体験区を設け、市民・観光客は登山を楽しみながら、非遺展示・公演を観覧したり、手工芸体験、中医養生を体験したりして、自然景観のなかで非遺の魅力を味わえます。
さらに、順義国際フラワーポート北京菊花文化節、門頭溝京西山水嘉年華、房山坡峰嶺紅葉節、居庸関・八達嶺長城での国潮日夜遊など、多くのイベントが市民・観光客に受け入れられ、郊外ミニ休暇の人気スポットとなりました。
休暇期間中、北京では千を超える各ジャンルの公演が開催され、質の高い演目が話題を呼び続け、古今を跨ぐ、雅俗兼ね備えた芸術のバトンリレーが都市文化芸術の雰囲気をいっそう濃くしました。
同時に、「音楽＋」をテーマとした文商旅融合イベントも多彩です。第 9 回中国戯曲文化週では 20 を超えるテーマ活動と約 400 回の公演を展開。主会場イベントには 10 万人超の観客が押し寄せ、全国から 33 の専門劇団が園博園に集い、専門性と一般性を兼ね備えた戯曲文化の祭典を開催しました。「戯曲＋テクノロジー」体験区、「戲精吉市」文創市集などの革新的な空間がインスタスポットとなり、話題を呼びました。
「チケット半券経済（票根経済）」では、豊台区（ほうたいく）の主要商圏、特色ある店舗、人気観光地を連動させ、観客に「観劇＋消費」のワンストップサービスを提供。北方昆曲劇院は銀泰百貨で昆曲のフラッシュモブ（快闪）を行い、戯曲文化と消費シーンを深く融合させ、伝統文化の“枠を超える”拡散を促し、芸術伝播と消費転換の双方向的な力を実現しました。
北京京劇院は「弦歌不辍七十載」シリーズのクラシック演目『羅成』を長安大劇院で華々しく上演し、迫力ある舞台演出で観客を没入的に京劇芸術の魅力へ誘いました。
2025 説唱巓峰対決・MDSK 音楽祭は世園国際観光リゾート区で盛大に開催。24 時間枠、2 大ステージで休む間もなく繰り広げられる熱狂的な演出で、観客は音楽の開放感と情熱を深く味わい、会場の熱気は「熱辣滚烫（熱く激しい）」と言えるほど、歓声と絶叫が波のように押し寄せました。
「北京国際音楽祭・BMF 少年祝日楽団」のフラッシュモブ活動は、ブルー・ハーバーショッピングセンター愛神広場で上演され、10 曲の中外国クラシック名曲と国慶テーマ作品を演奏。千人を超える市民・観光客を引きつけました。
休暇後半戦では、音楽ファンが期待する2025 北京大運河音楽祭が都市緑心森林公園で熱く開演。トップアーティストを迎え、宝探し的なバンドが助演し、食／遊／観／購を一体とした全方位型体験を提供。10 月 6 日～8 日には北京国際音楽祭の青少年展演イベントが北京音楽産業園で上演。芝生音楽会、「一体化」音楽圏マラソンシリーズ音楽会など、独自性あふれる演目を展開します。
