『黒神話:悟空』ロケ地「小西天」の文化財、北京で展示

2026-01-07

12月22日、「既往未来-小西天文物擷珍与懸塑芸術特展」が国家図書館(国家典籍博物館)で開幕した。本展は有料で、2026年5月8日まで開催される。

山西省隰県にある小西天は、ゲーム『黒神話:悟空』のロケ地として知られ、もともとは千仏庵と呼ばれており、1978体の明代塑像が完璧な状態で保存されていることから、「中国懸塑芸術の宝庫」とも称されている。

本展覧会では、小西天が所蔵する歴代の文化財を初めて体系的に整理し公開している。展示品は、寺に伝わる重要な碑文、明清時代の優れた金銅仏像、『永楽北蔵』の貴重な版本、懸塑の断片など、貴重な文化財50セット84点で構成されている。展示は時代順に幅広く構成され、文化財の大半が初公開となる。

また本展では、小西天所蔵の『永楽北蔵』の一部が初めて公開されることとなる。『永楽北蔵』は明代に朝廷の勅命によって編纂された大蔵経であり、数多くの漢訳仏教典籍を収めている。明代宮廷の芸術的特色を反映するだけでなく、中国の古典印刷史を研究する上で貴重な実物資料でもある。会場では、来場者が木版印刷体験を通じて、『永楽北蔵』の制作工程を学べるコーナーも設けられている。

さらに、デジタル技術を駆使して小西天の大雄宝殿を再現。VRゴーグルを装着すれば、建築と仏像の細部までを体感できるだけでなく、ジェスチャー認識技術によるインタラクティブ展示により、静止しているはずの懸塑が眼前で生き生きと動き出す様子を楽しみながら、その芸術的価値を学ぶことができる。また、小西天を創建した東明禅師の超写実デジタルヒューマンとの対話体験もできる。

会期中は毎日、午前9時30分と午後1時30分の2回、無料解説ガイドを実施する。また、小西天の芸術的特色にちなんだ「文化遺産教室」を開講し、伝統工芸、古建築模型の組立、古代製紙法などの体験プログラムを提供する。このほか、会場内にはフォトスポットを随所に設置し、来場記念として60種類近くの無料オリジナルスタンプを用意している。

情報提供:新京報

北京市人民政府

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